特養とは?その特徴を解説

特養の正式名称は、「特別養護老人ホーム」という福祉施設のことを指します。特養に入所できるのは、常に介護ケアを受ける必要がある高齢者、自宅での日常生活を送ることができない人です。介護士や看護師が常駐していて、毎日の体調管理などのほか、食事や入浴、排せつなどの生活介助を提供しています。さらに、少しでも心身の機能を維持できるよう、医師の指導に基づくリハビリを実践したり、レクリエーションを行ったりします。

特養は公的施設ですので、利用料が安く設定されているのも特徴です。施設によっていろいろなタイプがあり、従来型といわれる施設では4人で1部屋というケースが多く見られます。
最近はユニット型と言われる施設が増えてきていて、個室のみ、もしくは夫婦や家族で2人部屋という作りが特徴です。ユニット型は10人前後を1つのグループとし、いつも同じスタッフが介護ケアを行うため、よく見知った人同士で生活できるのがメリットとされています。

特養ホームの中でも、いくつかの異なるサービスがあります。特に期限を定めないで入居できるスタイルもあれば、ショートステイという一時的な入所サービスもあります。これは、いつも介護をしている家族に用事ができたときに一時的にケアを依頼する、といった目的で利用するためのものです。また、泊まることなく日中だけ介護を受けるデイサービスも行っているところがあります。施設によっては看取りまで介護を続けるところもあるなど、それぞれのニーズに合った介護を頼めるのが特養の魅力です。